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藝華書院の本

西洋宮廷と日本輸出磁器
書籍名 西洋宮廷と日本輸出磁器
著者 櫻庭美咲
体裁 A4変形 上製 函入 口絵42頁、
総610頁
定価 30,000円+税
ISBNコード ISBN978-4-904706-05-3
Cコード C3072
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西洋宮廷と日本輸出磁器

櫻庭美咲

【編者略歴】

櫻庭美咲

一九六六年大阪府生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科美術史学専攻より博士(美術史・乙)の学位を取得。獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻造形理論美術史コース修士課程修了。ドイツ国立フライブルク大学哲学部美術史学科留学。
『陶説』創刊60周年記念論文・日本陶磁研究部門優秀賞受賞。
専門は日本・西洋の陶磁史、東西貿易史。
九州産業大学COE研究員、武蔵野美術大学・日本女子大学・京都造形芸術大学非常勤講師を経て、現在国立歴史民俗博物館機関研究員。

 

【本書の特徴】

西洋に輸出された肥前磁器は王侯貴族社会にどのように受け入れられたのか?
日本や中国の磁器が室内を埋め尽くす宮廷の「磁器陳列室」は、異文化である日本工藝を「空間藝術の構成要素」として三次元空間で鑑賞させる場だった。
世界に広がる「磁器の道」の史実を精密に読み解きながら、西洋美術史、陶磁史、文化史という複合的視座から磁器の受容史を紐解く壮大な探求が始まった。