書籍名 | 菱川師宣 ―古風と当風を描く絵師― |
---|---|
著者 | 阿美古 理恵 |
体裁 | A5判 248頁 |
定価 | 7,000円+税 |
ISBNコード | ISBN978-4-904706-08-4 |
Cコード | C3071 |
発行 | 藝華書院 |
書店発売日 | 2020年5月14日 |
登録日 | 2020年5月9日 |
阿美古 理恵
浮世絵の祖とされる菱川師宣。その画業と後世での師宣評価を作品・資料を通して詳細に検証し、当世風俗と古典画題双方に通じ、「日本画師」「大和絵師」と自ら称した師宣の実像を明らかにした。師宣が古典を当世化・好色化・滑稽化する浮世絵の趣向を主導し、後の浮世絵師たちに古典との関りを方向づけた点や師宣が作り出した画題を英一蝶率いる英派が展開したことなど詳述する。