書籍名 | 江戸の絵画 |
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著者 | 小林 忠 |
体裁 | A4判、上製函入、584頁。 カラー図版103点、参考図版203点。 |
定価 | 40,000円+税 |
ISBNコード | ISBN978-4-9904055-2-6 |
Cコード | C3071 |
小林 忠
小林 忠(こばやし ただし)
1941年東京生まれ。東京大学美術史学科、同大学院修士課程修了。東京国立博物館絵画室員、名古屋大学助教授、東京国立博物館調査室長・情報調査研究室長を経て、現在、学習院大学教授、千葉市美術館館長、国際浮世絵学会理事長、美術雑誌『國華』編集委員。
若冲はじめ玉堂・抱一など研究対象の豊富な近世絵画、春信・歌麿・北斎らが絢爛と活躍した浮世絵、それらの研究を主導し、独自の小林史観を確立。伊藤若冲の魅力をいち早く公に紹介したり、はじめて「春画」を学術研究の対象として扱うなど、その功績は大きい。
◎45年にわたる全仕事を網羅
研究生活45年にわたって発表された全執筆物のなかから、著者自らが論文を精選し再構成。
研究成果をわかりやすい言葉で伝えることに尽力してきた著者だけに、江戸美術研究の導入の書としても最適。
◎稀品・名品・新発見の図版が勢揃い
幅広い人脈と機会をいかし、国内外の数々の名品を踏査してきた著者。本書では名品の数々をワイドなカラー図版で紹介する。
◎海外で発表された英語論文も充実
NY、ボストン、ヴェニスなど海外で発表された論文をあわせて収録。概要から作品・作家論にいたるまでを詳述し、海外の読者へ向けても全体を俯瞰できる内容とした。