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藝華書院の本

完本 蒹葭堂日記
書籍名 豊饒の日本美術
編者 小林忠先生古稀記念会
体裁 -
定価 30,000円+税
ISBNコード ISBN978-4-9904055-8-8
Cコード C3070
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豊饒の日本美術

小林忠先生古稀記念会編

日本を代表する美術研究者・小林忠氏の古稀を祝い、国内外から寄せられた七三篇の論文集。
多くの人々に「美術のすばらしさを伝えたい」という師の思いは受け継がれ、専門的な内容も読みやすく、分かりやすい。
ページをめくるたびに、日本の地に根付き、豊かに実った「美術」の数々を発見できる一冊。

 

【本書の特徴】

◎全九章七三篇の論文(うち英語論文一三篇)を収録。日本美術の独自性、表現方法の発展とその歴史、美術が果たした役割など、テーマ・ジャンルは多岐にわたる。各章には小林忠氏によるテーマ解説を付す。
◎第一線で活躍する学芸員や大学教授など多彩な執筆陣。美術館や大学の現場からは、美術をめぐる現状や問題点などが報告された。
◎巻頭には仏教絵画や浮世絵、彫刻や陶磁器など変化に富んだカラー図版70点、論文中にはモノクロ図版約180点を掲載。

 

小林忠氏(こばやし ただし)略歴

1941年東京生まれ。東京大学美術史学科卒業、同大学院修士課程修了。東京国立博物館絵画室員、名古屋大学助教授、東京国立博物館調査室長・情報調査研究室長を経て、学習院大学教授、千葉市美術館館長。2012年3月に退任。現在、美術雑誌『國華』主幹。
若冲はじめ玉堂・抱一など研究対象の豊富な近世絵画、春信・歌麿・北斎らが絢爛と活躍した浮世絵、それらの研究を主導し、独自の小林史観を確立。伊藤若冲の魅力をいち早く公に紹介したり、はじめて「春画」を学術研究の対象として扱うなど、その功績は大きい。

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